大阪の空の玄関口「大阪国際空港（通称ITAMI）」。１９３９年に開港し今年で84年になる、わが国を代表する空港のひとつだ。そのITAMIが今、「食べる・買う・楽しむ」スポットとして注目を集めている。

 「ITAMI」なんて言い方、どうしたん？と思ったら、フロアがガラッと一新されている。改装された２階フロアには、目を引くお洒落なお店が並んでいる。なかにはITAMIにしかないお菓子やグッズも。しかもセキュリティチェック前だから、飛行機に乗らなくても楽しめる。

 そんな楽しみのひとつが、やはり「食」。空港らしく朝早くから夜まで集う人々に、「朝ごはん」「晩ごはん」と銘打ち充実したメニューが揃っている。そのなかでも、神戸の名店「ル・パン神戸北野」の朝食セット（550円）は楽天トラベルの朝ごはんフェスティバルで日本一にもなったパンが味わえる、とあって人気だ。晩ごはんでおススメは、「海キッチンKINOSAKI」の竜宮玉手箱（1,760円）。海鮮料理から中華料理まで海キッチンのすべてが詰まったお重箱として、ぜひ味わって欲しい一品だ。

 魅力あふれる新しいITAMIへ気軽に来てもらおうと、特別な夜間駐車サービスも復活した。なんと、対象の飲食店で18:30以降に1,080円以上利用、駐車券を提示すると「ディナー駐車サービス」として最大6時間（18時から24時まで）もの駐車料金がタダになる、粋なサービスだ。北摂市民にとって、身近なITAMIの変貌ぶりを存分に味わえるチャンスといえそうだ。

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