最近、街ですれ違うある車が気になって仕方ない。“端麗な顔立ち”とでもいうのだろうか。モダンで上品なスタイリングは、乗っている人のセンスの良さがにじみ出る、そんな車だ。ボルボ「XC60」を検索すると、ミドルサイズSUVで世界で最も人気のボルボ車だとか。一体どんな車なのか。詳しく知ろうと、吹田市津雲台にあるボルボ・カー千里を訪ね試乗した。
スタイリングは「スカンジナビア・デザイン」を具現化したという。シンプルで機能的な、長く飽きのこないデザインだ。改めて、穏やかな、それでいて上質な暮らしがそこから見えてくる。車に乗り込んでみる。前席センターには車のさまざまな機能をコントロールする9インチのタッチスクリーンが目に飛び込んでくる。
Googleが搭載され、スマホのような便利機能が満載だ。最新の車とはこういうことか、と実感できる。ロードカーのマーケティング担当の阪村健太さんによれば、情報とエンターテイメントの提供だけでなくボルボ車のDNAともいえる安全性を操作面でも追求したひとつの解だとか。
試乗した「XC60」は“Recharge(リチャージ)プラグインハイブリッドT6”で、EV走行もできる最新モデルだ。全長4.7m×全幅1.9mの車両サイズは、見た目以上に十分な室内空間を確保し、見晴らし良く運転しやすい。エンジンとモーターの良いとこ取りをしたパワートレーンシステムは、スムーズな走りをみせる。それでいて国土交通省の燃費基準でいえば、郊外走行でリッター14.3㎞はこのクラスでトップレベルだ。もちろん、最新の安全装備はボルボならではの充実ぶりで、他に代えがたい安全と安心を味わえる。
全車EV化を掲げ、環境先進国スウェーデンのメーカーらしく世界のフロントランナーとなったボルボ。シングルモーターモデルも加わったピュアEV「C40 Recharge」の発売も話題を呼んでおり、ボルボの安全と安心というDNAがEV時代にも進化しながら引き継がれた格好だ。
吹田市津雲台にあるボルボ・カー千里は、本誌読者限定でボルボを1泊2日で貸し出す特別体験会を実施しています。申し込みはショップお問合せボタンから進んでいただき、LINEで住所、氏名、電話番号(携帯可)と体験希望日を記入し、応募してください。応募者多数の場合は抽選となります。運転免許証の提示など体験条件があり、詳細はボルボ・カー千里までお問い合わせください。