箕面・小野原で「山ト氷」は異彩を放っている。高級菓子のようなかき氷、そして和栗そのままの素材を生かしたモンブラン。ナチュラルな内装の落ち着いた佇まいで、居心地の良いそれでいてライブキッチンのような臨場感に包まれる店づくりとともに、特別な味わいが感じられるからだ。
この「山ト氷」は、北摂の人気洋菓子店「シェ・ナカツカ」によるプロデュース。そのパティシエたちが手掛けるとあって、かき氷もモンブランもこだわりがつまった特別なものだ。
かき氷は削るときの表面温度を限りなく0度に近づけ丁寧に削った氷に、パティシエがレシピを考案し自家製のシロップやトッピングを合わせている贅沢な味わいが魅力だ。一方、モンブランは、希少な熊本産の和栗を、その風味を損なわないよう極限までなめらかさを追求したという。まさに洋菓子店ならではの作り方が特別で繊細なモンブランを生み出した。
ブルーベリークリームチーズ
マンゴーミルク
月替わりや季節の限定メニューも「山ト氷」ならでは。この夏は、程よいブルーベリーの酸味とまろやかさを引き出すクリームチーズをトッピングのパイで食感の変化も楽しめる「ブルーベリークリームチーズ」(~7月末)と、自家製の練乳ソースと相性抜群のマンゴーソースに底に仕込んだココナッツパンナコッタで最後まで飽きのこない一品に仕上げた「マンゴーミルク」(~8月末)が期間限定で注目を集めている。いずれも1300円(税込)。